http://www.imdb.com/title/tt1047007/
木曜日まで教授は出張で好きしたい放題なので、映画とか読書とか編み物とかブログとか… いつものことですが。
この映画は、知人に「是非見てね!」とイチオシされたドキュメンタリーです。劇場で予告編を見て知っていたので大体の察しはついていました。ジッチャン・バアチャンが好きな人にはとてもオススメです。
… てね、トゲのあること言ってますけどね、実はいいドキュメンタリーでした。死期せまった(?)老人たちが、リズムがつかめない、歌詞が覚えられない、歌ってる途中で頭にモヤ発生など、数々のハンデがある中、本当に人生のギリギリまでコンサート開いて歌うのを楽しみにしている様子を追ったもので、案の定、途中で亡くなる人も何人か。だから泣かずにはいられない話なんですが。涙をぬぐってみているうちに、
アラ?
っと思うことがあって。
人生の最後の最後まで生きがいがある、楽しみがある、ということってスバラシイということを見せたい映画なだけではなさげなんですよね。あくまでもその辺がメインなんですが。
老人たちがインタビューで口を揃えて同じこと言うんですよね。「アタシ/ボクが倒れて死んでも、コンサートは続けてね!あっちで見てるから。」みたいなことを… 大切なことを託し・託される関係があるってことなんですよね。そして、そういう「大切な関係」を大事にする尊い気持ちは死ぬ間際まで続くのだな、と思うとジーンときました。
私は、赤毛のアンのコスプレとかはしませんが、アレを読んで育ったので、Anne of Green Gables は映画のイントロの音楽で大粒の涙を流して見るのですが、Young at Heart もなかなか涙の量では結構イケました。(泣くとスカっとする感じの涙ね!)
あと、映画の中で92歳(たぶん)のおばあちゃんが、「ワタシ、29歳。数字を逆にしてっ」みたいなギャグとばしていて、「私もこのテを使おう!」と思いましたが、実年齢でも逆さまにした年齢でもビミョウなので、80代になったら使おうと思います。
