今日歯医者の帰りに、毛糸屋にふらりと行ってしまい、黒で麻っぽい糸が欲しいなと思っていたら、紺色しか見当たらなくって、店の人に
「これの黒ない?」
「それが黒です。」
「え?黒に見えない!」
「でもそれがその毛糸の黒なんです」
… という、黒って難しいよな、と再認識させられる会話をした後、購入。
麻 34% 入りだけど手触りがよく結構軽いし、変にドレープしたりしなさそうな質感だったので、ま・さ・に・お目当ての糸でした。表示を見ると MODAL ってのが入ってる。何だろう?と思いまして調べたら、セルロース系の線維で、木を再生処理したもののようです。
http://www.fashion-heart.com/term/material/jp-serurosu.htm
ふうん。私はナチュラル志向じゃないので、ナチュラルな糸は求めていませんが、ものすごくナチュラルな糸というのはチクチクしたり重かったりするんじゃないでしょうか?だって、こういう線維加工技術が発展したからこそ、軽さとか、柔らかさとか、虫がつきにくい、とか利点があるんですよね?
そういう視点で改めてこのブランド名 HEMPATHY を見ると、HEMP (麻) + EMPATHY (共感とか感情移入) なので、麻の身の上 (本来硬い)を考えてコットンとモダール入れて柔らかくしてあげました!みたいな意図が伝わってきましたわー!!!

