週末は天気よくて夏日和でした。
教授は今年から工学部の入学希望者リクルート担当なので、週末忙しく、私は独りで Doors Open Toronto という、普段は一般公開されていない建物などにタダで入れるというイベントに行きました。毎年行ってるので楽しみにしているイベントです。今年はウォーキングツアーもあって、トロント市内の古い建物にくっついているいろんな「顔」を見て歩くツアーに参加。とても面白かった!私は歴史トリビアが大好き。一頃はローマ帝国の皇帝の胸像を見て誰か言い当てるのをプチ喜びにしてましたので。
医学ジャーナリストだった女性が出張先でふと見た建物にいろんな顔がくっついているのに気づいて、趣味で調べ始めたのだそうです。もともとジャーナリストなので、調査の仕方を知っているのもあり、とてもステキな発見もしたのだそうで、本も出版してます。

昔のトロント証券取引所。壁に彫られているのはカナダの代表的な産業を表しているのですが、女性はいない。取引所に 1972 年まで女性は入れなかったからじゃない?と参加者の誰かが言ってた。

こういう建物がたくさん残っていて、この中にいろんな人や動物、半身人間の生き物などがいる。でもこっそりと秘密が隠されていることがあって…

この顔は、建物の元々の所有者だとか。この建物がよい例ですが、なんとか残っているけど改築されてしまっているものが多いとのこと。
トロントでは歴史的な建物の保存が活発になってきたのがわりと最近のことらしく、かなり取り壊されてしまったものが多いのだそうです。でもその一部を誰かが保存していて、突然地下鉄の駅構内のアートとして現れたりするのだそうです。
このウォーキングツアー中に、単独参加してた女子二人と私とでちょっと仲良くなり、3人で Canada Life Insurance のタワーもチェック!この塔のイルミネーションは天気予報を表しているのですよ!
というわけで、観光地としてはイマイチといわれるトロントですが、探ってみればいろいろあるんですねー!
