ブランケット茶会

金曜の夜は CJS 月例映画ナイトの前に、TJWK のブランケットをお飾りに被災者への追悼と復興の願いをこめた献茶をしました。銀幕を茶席の「床の間」に見立て、スクリーンに日本人写真家が撮影した被災地のスライドを流し、ろうそくの明かりの元、永森さんがお茶を点て、客席からお客を選び、私の司会で進行しました。

ブランケットも薄暗い中、派手な色のものを選んでいったので、美しく。お茶が主役だったので挨拶のところ以外はお茶ナレーションをしましたが、最後の Q&A でブランケットについて質問いただいて、「ヤッター!」と喋らせてもらいました。

司会は、サンフランシスコ日本町の桜祭り以来のことですが前に準備したものを使って、前回の経験を活かして、最初のご挨拶のところ以外はすべてアドリブ。モントレーでの通訳の訓練がこんなところで役立っています。「人が知りたいだろう」と思うことに集中して話すというのは案外難しいです。通訳の訓練は、通訳がつまづくと通訳に視線が集中してしまうから、間違えてもシラーっと自分に注意を向けないように挽回する、というテクニックを学ぶとか、自信を持ってその場に挑むための訓練が多少はあるんです。別に私は今通訳の仕事はしてませんから、エラそうなことはいえませんが、自分である程度原稿を作って、最初の出だし、自分が登場して最初の一言二言は「丸暗記」ぐらいに鏡の前で練習しとくと、不思議と度胸がついて、シャーシャーと何でもいえるぐらいになるんです。でも、私は大きな声で話す人じゃないので、ドカーンと一発!みたいな派手なしゃべりはできませんけどね。あと、マイクを手にすると本来は照れ屋さんなのに自分のことを話してしまうとか、つまらない冗談を言おうとしたりする、というのはなぜかすごくありますよね。私もついつい余計なことを言って後悔しますが。

お茶事のデモンストレーションは、お点前する人が集中できるようにやっぱりナレーターがいたほうがいいし、お茶のいろんなことを知らない人のために、ちょっと歴史に触れるとか、何が今行われているかの説明を入れたほうがよい、といわれています。だから頑張りましたわよー。合間合間にお茶の豆知識を喋ったりしまして。

なんだかリハーサルも入れると長時間で疲れましたが、みなさん楽しんでいただけたようで何よりです。あと、お友達が準備で頭がいっぱい (滑舌もよくしなきゃいけませんから) な私の代わりに、ブランケットの説明などもしてくれて、チラシも配ってくれたみたいで、とても感謝!

本当はもっとブランケットについて宣伝したかったけど、お茶と映画が主役の夜だったので限界がありましたが、いろんな人に見てもらえてよかったと思います。そのうち、「あ、あの人ブランケットの人!」と人が思い出してくれるようになったら、歩く広告みたいなもんですよね。

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