クロスステッチ、ニット、フェルト、染物、などなど、いろんなテキスタイル系の人がいた pieceWORK でしたが、異色を放っていたのはストーリーはあるけど作品にはヒネリのない TJWK と、技術的完成度の低い diamondsdiamonseverywhere じゃなかったかと思います。
diamondsdiamonseverywhere は韓国系カナダ人の女の子がやってます。彼女のはコレ。
気持ち悪い顔の人形がダンボールでできた椅子(これがまたひどい作り)に座っていて、最後の晩餐か、秘密の国のアリスのお茶会状態になっています。個別に販売していたのですが、私は「これセットで売らないと意味ないよ!」と力説。セットでも売ることになりましたが、買う人はいませんでした。
コレのどこがスゴイかというと、ファイナンシャル地区でデータ入力のアルバイトをしてたのだけど、その仕事が大嫌いで、仕事中にエクセルシートで、この粗ピクセル顔を作ったとこ。色もエクセルにあるのだけで作ったって。そして、この人形の手のところにポッチがあって、それを押すと、彼女の声でバカ笑いや叫び声が流れます。
このバカっぽさが私は好きで、これを帽子つきで買ってしまいました。毎日彼女のバカ笑い聞いてます。

ちょっと大きなのもあります。等身大とまではいかないけど結構でかい。ダッチワイフ風だけど上半身のみ。これは音声なし。

反逆的なようかと思えば、最後の片付けは親が手伝いに来るという一面もあり、名刺の裏でこんなふうにシャウトしてるくせに~、といろんなギャップを見せてくれました。ま、To Do リストになっているところがマジメな一面を覗かせているのかもね。

まあ、私以外に買った人がいるかどうかは不明ですが、ほかのクラフターと交換はしてました。

