アップル

スティーブ・ジョブズが亡くなる日はそう遠くないと思っていたけど、今日だとは思いませんでした。ず~っとこのニュースでもちきりです。

私はシリコンバレーで長い間働いていたし、スティーブ・ジョブズと同じ町に住んでいたし、最初に買ったコンピューターはアップルのクラッシック II だったし(名前はうろ覚え。カラーじゃないやつ) … でもね、一番はやっぱりああいう世代にすごく憧れてた。友達に何人かあの世代のアメリカ人(というかあの時代にカリフォルニアにいたことが重要なのかも)がいるけど、私が翻訳の世界に入ったのも彼らのとのつながりが大きかったと思う。

反抗的だけど世のためになることをする結果になったり、学校嫌いなのに頭がよくて、信心深くないけど精神的な何かは信じてて…

長くは生きなかったけど、あんなに波乱万丈で充実した一生を送ることができてカッコいいよね。私もあんなふうに生きたいな。

私はアメリカに引越したとき25歳だったんだけど、そのとき親しい友達たちと文集作るのを楽しみにしていて、「人生75年生きるとして現在25歳、毎日8時間寝て、8時間仕事して、残りの8時時間が自分の時間とすると、そんなに時間は実はないから、仕事と趣味が限りなく近いような生き方をしたい。」というようなことを、自分への餞として書いたんだよね。

今日は訃報を聞いて、このことを思い出した。

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